トヨタ、従業員に「不確かな未来」警告 カムリ米工場でコスト削減迫る (1/3ページ)

トヨタ米子会社のジョージタウン工場=ケンタッキー州(ブルームバーグ)
トヨタ米子会社のジョージタウン工場=ケンタッキー州(ブルームバーグ)【拡大】

 トヨタ自動車は人気セダン「カムリ」を生産する米子会社トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー(TMMK)のジョージタウン工場(ケンタッキー州)の従業員に対し、コストを削減しなければ、不確かな未来が待っているとの警告を発した。

 「輸入した方が利益」

 ブルームバーグ・ニュースが入手した2分半の従業員向けビデオメッセージによると、TMMKを7年余り統括してきたウィル・ジェームス社長は「同工場で生産したカムリを販売するより、日本で組み立てたカムリをケンタッキー州に輸送し売った方が利益が高くなる可能性がある」と語った。

 同社長は「みなさんを怖がらせるためではなく、私たちが現在抱えるリスクへの認識を高めるために話している」と説明。トヨタがTMMKを閉鎖する計画はなく、今後30年にわたって投資は継続されるとしながらも、「これも全て、われわれがこれまで行ってきた品質と安全面の向上と同じくらい、コスト削減と効率化を進めることができるという前提に立っている」と述べた。ビデオは11月に録画された。

ビデオの内容から垣間見えるコスト削減