東芝、芝浦メカトロニクス株を売却 金額は48億円程度、財務体質の改善ねらう

東芝本社が入るビル=東京都港区(原田史郎撮影)
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 東芝は4日、グループで半導体製造装置を手掛ける芝浦メカトロニクス(横浜市)の株を売却すると発表した。発行済み株式数に占める保有割合は36.54%から約10%に下がり、東芝の持ち分法適用会社から外れ、独立する。東芝が財務体質改善のために進める事業や資産売却の一環で、売却金額は48億円程度になるとみられる。

 東芝は最大で保有株式の約73%にあたる1378万4千株を売却する。信越化学工業子会社の信越エンジニアリングが259万7千株、東芝子会社のニューフレアテクノロジーが最大で160万株を引き受けるほか、SMBC日興証券を通じて投資家に最大958万7千株を売却する。

 芝浦メカトロニクスは信越エンジニアリングと提携し、半導体関連の技術開発で協力する。東芝との協業関係も続けるとしている。