経団連、データ改竄など品質不正で会員各社に調査要請 榊原会長が表明、年明けにも取りまとめ

経団連の榊原定征会長=11月21日、中国・北京(共同)
経団連の榊原定征会長=11月21日、中国・北京(共同)【拡大】

 大手製造業で検査データ改竄(かいざん)などの品質不正問題が相次いでいることを受け、経団連の榊原定征会長は4日の定例記者会見で、1500の会員企業・団体に対し文書で、不正事案の調査を要請し法令や契約の順守を呼びかけると発表した。年内にも調査状況を報告させ、年明けにも経団連が取りまとめて結果を報告する。

 榊原氏は「品質管理に関わる不適切な事案が続き、日本企業が国際社会や国民から信用・信頼を失いかねない事態になっている」とし、異例の措置に取り組むことを説明した。その上で、法令違反があった場合には、速やかに公表し、関係省庁や経団連に報告するよう求める考えを示した。

 12日の幹事会では、榊原氏が品質不正問題への対応について説明。経済産業省の担当者らを招いた会員向けの説明会も、月内に開催する予定だ。