インナーリソース、医療研究者向けサービス 価格比較から発注まで一元化

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 ウェブコンテンツの企画・制作などを手がけるインナーリソース(東京都中央区)は、医療業界の研究者が雑務から解放され、研究に没頭できる環境をつくるための支援サービス「ラボナビ」の提供を開始した。研究者と販売業者の双方がサイトに登録し、情報を開示することで適正なマッチングを促進する。

 これまで研究者が試薬や機材などを選定し購入する際、既に取引のある業者に問い合わせ、電話やメールで複数社から相見積もりを取っていた。

 ラボナビを利用すれば、業者の提示価格が一目で比較でき、これまで取引がなかった業者に対しても気軽に質問が行える。このため自身の研究に合った専門業者と容易につながることができる。

 質問から見積り、発注まで一元管理することで、大幅な業務改善を可能にした。また過去のやり取りを履歴として残せるため、次回発注する際の手間も省くことができる。

 一方、業者側は研究者からの質問に的確に回答することで、他社との差別化を図り、価格競争から抜け出すことが期待できる。

 研究者は無料で登録でき、業者は月額登録料が5万円(税別)。10月のサービス開始から既に12の大学・国立研究施設が利用しており、業者側も9社が参加している。初年度は150施設、50社への導入を目指す。