日産が「自動運転タクシー」を実証実験 来年3月 DeNAが配車アプリ

日産自動車とDeNAが行う実証実験車両のイメージ。サービス名「イージーライド」のマークが刻まれている
日産自動車とDeNAが行う実証実験車両のイメージ。サービス名「イージーライド」のマークが刻まれている【拡大】

  • 日産自動車とDeNAが行う自動運転サービスの実証実験で使用するスマートフォンのアプリの画面

 日産自動車とディー・エヌ・エー(DeNA)は5日、自動運転車両に人を乗せて運ぶ配車サービスの実証実験を来年3月に実施すると発表した。一方、自動運転ベンチャーのZMP(東京)も同日、運転手が乗車しない「無人タクシー」の実証実験を今月行うと発表。日産は2020年代の早期、ZMPは平成32年中のサービス開始を目指す。

 日産が発表したサービス名は「Easy Ride(イージーライド)」。実験は来年3月5日から2週間、横浜市のみなとみらい地区で行い、決められた経路で人を乗せて運ぶ。運転は自動で行われるが、不測の事態に備えて運転席にはドライバーが座るという。今月5日からは公式サイトで参加者の募集を始めた。

 日産は自動運転機能を備えた電気自動車「リーフ」2台を提供し、配車の予約などを行うスマートフォンのアプリをDeNAが担当。やりたいことや食べたいものなど、利用目的や利用者の要望を入力するとアプリが提案し、「新しい移動需要をつくる」(日産の担当者)という。配車と提案機能を組み合わせ、地域活性化も視野に入れた新サービスを立ち上げる。

 ZMPは今月14日、東京都江東区の公道で、運転手が乗車していない状態で自動運転システムを実験するという。ZMPは27年にDeNAと合弁会社を設立し、共同で自動運転タクシーの実現に向けて協業を始めたが、今年1月に解消すると発表していた。