セブン、日立と省エネ対策強化 コンビニ店舗の電力削減

 セブン-イレブン・ジャパンは5日、コンビニの各店舗で効率的に電力を使えるよう、日立製作所と協力して省エネ対策を強化すると発表した。出店の加速で増加傾向にあるエネルギーの使用量やCO2排出量の削減を目指す。日立は、グループ全体で光熱費を大幅に削減した実績がある。

 第1弾として、日立のクラウド式のデータベースシステムを使い、セブン-イレブンの全店舗や本社での電力の使用量などを一元管理する。地球温暖化防止のため各地方自治体に提出するエネルギー使用量の報告書作成を日立に委託する。

 今後は収集したデータを分析するほか、人工知能(AI)を活用して、エネルギーを最も効率的に使えるよう、店舗の新たなレイアウトや設備の保守計画も検討するという。