無資格検査は「幹部に責任」 三菱ふそう社長が指摘

三菱ふそうトラック・バスの新施設落成式でスピーチするマーク・リストセーヤ社長=5日午後、川崎市
三菱ふそうトラック・バスの新施設落成式でスピーチするマーク・リストセーヤ社長=5日午後、川崎市【拡大】

 三菱ふそうトラック・バス(川崎市)のマーク・リストセーヤ社長は5日、日産自動車とSUBARU(スバル)による新車の無資格検査問題について「工場の従業員でなく、権限を持つ品質管理の幹部に責任がある」と指摘した。川崎工場(川崎市)で報道陣に語った。

 また、神戸製鋼所や東レなどの製品データの改竄(かいざん)問題に関しては「社会や株主に対し積極的に情報を公開し、経営の透明性を高めるべきだ」と述べた。

 三菱ふそうは5日、品質管理に役立てる新たな施設の落成式を行い、報道陣に公開した。約14億円を投資し、本社や工場に分散していた機能を1カ所に集約して最新の設備を導入した。業務の効率化を図る狙い。

 新施設では、車両に不具合が生じた際の原因究明や、部品の仕様の検査などを実施する。ビッグデータなどの先端技術も取り入れ、車両の開発や運行に応用する。