外車国内販売、20年ぶり30万台超へ 品ぞろえ拡充が寄与 (1/2ページ)

BMWの小型車ブランド「ミニ」=東京都江東区(臼井慎太郎撮影)
BMWの小型車ブランド「ミニ」=東京都江東区(臼井慎太郎撮影)【拡大】

 日本自動車輸入組合(JAIA)が6日発表した11月の外国メーカー車の国内販売台数は、前年同月比8.0%増の2万5770台となった。4カ月連続で前年の実績を上回り、1~11月の累計でも前年同期比3.6%増の27万4595台と好調だ。幅広い価格帯で品ぞろえを拡充した商品戦略が奏功した。このペースが続けば、平成29年通年で9年以来の年間30万台超えを達成する見通しだ。(臼井慎太郎)

 JAIAは「外国車メーカーの積極的なラインアップ拡充で顧客の選択肢が増えたほか、株高による資産効果なども追い風となって高価格帯の売れ行きが順調だった」と分析した。

 特に、環境性能を高めたクリーンディーゼル車を中心に販売が伸び、11月の販売台数に占めるクリーンディーゼル車の割合は22.2%。低燃費と走行性能、高級感を求める顧客を獲得し、ディーゼル車の選択肢が狭い国産車からの乗り換えニーズにも応えた。

 価格帯別では、新型車の投入が集中した400万円以上1千万円未満が、28.5%増の1万1489台と20カ月連続でプラス。外国車の約4割を占める400万円未満は2.6%減の1万1656台だった。

 ブランド別ではドイツ勢が上位を独占。メルセデス・ベンツが4.7%増の5413台と33カ月連続の首位で、BMW(3.2%増)とフォルクスワーゲン(28.6%増)が続いた。