ソニー、腕時計端末「ウェナ リスト」第2弾を発表 画面は有機ELを採用

ウェナリストの新モデルを発表するソニーの對馬哲平統括課長=7日、東京都港区
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 ソニーは7日、リストバンド型のウエアラブル端末「wena wrist(ウェナリスト)」の第2弾となる新商品「ウェナリスト・プロ」など2モデルを発表した。

 ウェナリストは、時計部分ではなくバンド部分に電話の着信通知機能のほか、電子マネーなどの機能を搭載。新モデルの「プロ」は初号機に比べ体積を25%小さくし、着け心地を改善した。ステンレス製で、ディスプレーには有機ELパネルを採用する。

 一方、シリコンラバー製の「ウェナリスト・アクティブ」は簡単に時計部分の脱着ができる構造にした。

 プロの発売は21日から、アクティブは来年3月上旬。市場推定価格(税別)は3万~3万7千円。

 事業責任者の對馬哲平・統括課長は「(今後大きく成長させるには)日本だけでなく海外にいけるかがカギだ」と述べた。

 ソニーは平成26年、事業の垣根を越え、社員からアイデアを募る社長直轄のプロジェクトを開始した。ウェナリストはその一つで、第1弾は昨年6月に発売された。