ものづくり産業労組 平成30年春闘要求水準は今年と同じ月6000円に

 中小製造業の労働組合が中心の産業別労組、ものづくり産業労働組合(JAM)は7日、平成30年春闘で基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)について、月額6千円を求める方針案を発表した。ベア要求は4年連続で、上げ幅は3年連続同じ。

 方針案は各労組が到達すべき賃金水準として、高卒入社30歳で月額26万円、35歳で30万5千円と設定した。中小企業では大企業以上に人手不足が深刻なうえ、企業間の格差も大きいことから、上げ幅でなく賃金の絶対額を重視した要求で経営側と交渉するよう各単組に働きかける。

 働き方改革に関しては、所定内と所定外をあわせた総実労働時間1800時間台を目標に掲げ、経営側に協力を求める。記者会見した安河内賢弘会長は「残業時間削減のかけ声が大きくなるほど、われわれの残業が増えている」と述べた。