ホンダ、AIで完全自動運転2025年実現へ 中国ベンチャーと共同研究

 ホンダは7日、子会社の本田技術研究所(埼玉県和光市)が香港に本社を置くソフトウエア会社「センスタイム」と共同で、自動運転実現に向けて人工知能(AI)の技術を共同研究すると発表した。期間は契約を締結した11月1日から5年間。

 センスタイムは、AIが自ら学習する「ディープラーニング(深層学習)」と呼ばれる技術を用い、移動する物体を認識する技術に強みを持つ。

 本田技術研究所には、歩行者などの動きを予測し、それに基づいて停止や発進、回避など車両の行動を判断するAI技術がある。

 ホンダはベンチャー企業との協業を積極化しており、より本格的な研究開発を進めるために契約を結んだ。ホンダはこれまで培った独自技術を組み合わせて開発を加速。2025年をめどに完全自動運転を実現したい考えだ。

 また、自動運転だけでなく、ロボット分野でも共同で研究開発を進めるという。

 センスタイムは14年設立。米スタンフォード大などが開催し、米IT大手も参加する画像認識技術の競技会「イメージネット」で16年まで2年連続で優勝するなどの実績がある。