「1兆円規模の資金調達支援」 ベイン日本代表の杉本氏 一問一答

インタビューに答えるベインキャピタルの杉本勇次日本代表=7日、東京都千代田区
インタビューに答えるベインキャピタルの杉本勇次日本代表=7日、東京都千代田区【拡大】

 東芝の半導体子会社「東芝メモリ」の買収で主導権を握る米投資ファンド、ベインキャピタルの杉本勇次日本代表との主な一問一答は次の通り。

 --東芝と米ウエスタン・デジタル(WD)の和解は週内か来週にはまとまるか

 「そうなるよう全力で作業している。WDも東芝との合弁が存続しないと、最新の製品を入手できず経営に大打撃になるので、まとめるべく動いている」

 --残る争点は

 「ほぼ大枠で合意できている。WDとのこれまでの経緯から、契約の文言で東芝が慎重になっている」

 --対立してきた両社にしこりは残らないか

 「われわれが入り、感情的なしこりもうまく解決する」

 --買収後に東芝メモリをどう運営する

 「社外取締役の意見を強く経営に反映させる委員会設置会社に移行し、私も社外取締役として参画する」

 --資金面の追加支援は

 「3年後をめどに上場を目指すが、それまでに設備投資などで1兆円規模の資金が必要になる。ベインが主体となり最適な資金調達手段を支援したい」

 --半導体メモリーで業界首位を目指すか

 「首位はあまり目標にならない。今後はおそらく韓国サムスン電子との2社寡占になるのでしっかりシェアを取っていく」

 --東芝本体の大規模増資には関与しなかった

 「われわれも話はしていた。ただ、東芝にとって一番いい形になったのではないか。ポテンシャルを持つ会社なので、今後支援の要請があれば検討する」