シャープの東証1部返り咲きは“異例” 12年以降わずか2社目 上場廃止12銘柄 (2/2ページ)

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 シャープが1部に返り咲いた一方、同じく債務超過で今年8月1日に2部に降格した東芝の早期の1部復帰は難しい状況にある。

 東芝は10月に東証から特設注意市場銘柄の指定解除を受けたのに続き、今月5日には計約6000億円の第三者割当増資の払い込みを得て、債務超過の解消と上場維持にめどをつけた。ただ1部復帰には直近5年間、企業が作った決算書を点検する監査法人から有価証券報告書などに「無限定適正意見」か「限定付適正意見」を得ている必要がある。東芝はこの点に引っかかるため、この先も問題を起こさなかったとしても、1部復帰は最短で22年3月期の有報の提出後になる。(森田晶宏)