国際金融規制、最終合意 自己資本の算出厳格化

 主要国の金融監督当局は7日、2008年のリーマン・ショック以降に検討を進めてきた国際的な業務を展開する金融機関に対する規制で最終合意した。銀行の財務の健全性を示す自己資本比率を算出する際の貸出金などリスク資産の計上を厳格化することで一致。22年から段階的に導入する。日本のメガバンクへの影響は限定的とみられている。

 金融機関に対する国際的なルールは「バーゼル規制」と呼ばれる。今回合意した新たな規制「バーゼル3」を巡っては、銀行の裁量を厳しく制限したい米国と、貸し渋りなどの悪影響を懸念して柔軟な運用を求める日欧の調整が長期化。当初は16年末の合意を見込んでいたが、1年遅れで決着した。(共同)