西田厚聡・元東芝社長死去 「カリスマ経営者」から一転… 強気のWH買収、危機招く (2/2ページ)


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 しかし、不正会計問題では社長在任時の08年頃から、西田氏が率いたパソコン事業で部品取引を悪用した利益のかさ上げが始まったとされる。後任社長の佐々木則夫氏とも経営をめぐって対立した。相談役だった15年に不正会計問題が発覚し、引責辞任した。

 買収したWHも米国で手がけた原発の建設事業で巨額損失を抱えて今年3月に経営破綻し、東芝の経営危機の主因になった。稼ぎ頭の半導体メモリー事業を売却せざるを得なくなり、買収を指揮した経営判断も疑問視された。