【講師のホンネ】成長する人としない人の違い 武藤正幸 (2/2ページ)

 目の前のことがうまくいかなかったとき、2通りの選択肢がある。1つは環境や誰かのせいにする。もう1つは自分に原因を求める。学生たちは、1年間頑張ってきた中で学んだのだろう。周りのせいにしても、状況は良くならないことを。逆に自分さえ本気で頑張れば、無理だと思っていたことだって、できるようになるんだということを。

 「この困難を乗り越えられるかどうかは自分次第」。そう思ったときに人はぐんっと成長する。成長しない人は「誰かのせい」にし続ける。相手が悪ければ自分は努力も改善も必要ない。でもそれは成長する機会を自ら放棄しているのと一緒だ。

 だからあなたに伝えたい。今、目の前に壁が立ちはだかっていたとしても、あなたなら必ずその壁を乗り越えられる。その壁を乗り越えたとき、1回りも、2回りも成長した自分になっているはずだ。

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【プロフィル】武藤正幸

 むとう・まさゆき 埼玉県生まれ。プロの応援団「我武者羅應援團」総監督。レスリングの吉田沙保里選手やオールブラックスなどを応援し、NHK紅白歌合戦、CM「パズドラ」にも出演。講演家として2016年全国・講師オーディション優勝。小説新潮へ寄稿するなど作家活動も行う。著作「僕らの仕事は応援団」(大和書房)。