コンビニ流で駐車場を革新 プラットフォーマー「akippa」が手掛ける異業種の橋渡し (1/6ページ)

 市街地を移動していて、コンビニよりも頻繁に見かけるのがコイン式や月極の駐車場だ。コンビニと駐車場…どちらも現代人の暮らしに不可欠で、一定の区域ごとに存在することが求められる社会インフラでありながら、そのありようは正反対と呼べるほどに異なる。

 飲食物の購入のみならず、コピーや印刷、公共料金の支払い、チケット発券までもいまや可能で、街ゆく人々がおのずと立ち寄る場所になったコンビニエンスストア。いっぽうそれとは対照的に、クルマを駐める以外の用途がなく、支払いにも通常は人手が介在することのない駐車場。

 オーナーからすれば、いったん造ってしまえばあとは手間がかからないのが駐車場ビジネスの旨みでもあるのだが、いつも空いている区画が気になりはじめて、ならばどうやってそこにクルマを駐めてもらうのかという話になると、管理会社任せなところが裏目に出て、ほとんど打つ手がないのが従来の流れだった。

ヤンマースタジアム長居内のakippaの看板

ヤンマースタジアム長居内のakippaの看板

▽オーナーとドライバーの双方のニーズ満たす

 そんな駐車場ビジネスのあり方を変えつつあるのが、すでに拠点数1万を超えて全国区の存在になった「akippa(あきっぱ)」だ。駐車場の有休スペースを自社プラットフォームに登録してもらうことでクルマを駐めたい人がアプリから探せるようにし、駐車場オーナーとドライバー双方のニーズを満たすことを狙いに2014年4月にサービスを開始した企業である。

さまざまな異業種とコラボ