グローバル・ブレイン、海外投資加速 欧米とイスラエルに事務所

 独立系ベンチャーキャピタル(VC)大手のグローバル・ブレイン(東京都渋谷区)は2018年、米国、イスラエル、欧州に現地事務所を開設する。

 これまでの海外投資先は韓国や東南アジアが中心だったが、18年1月で設立20年を迎えるのを機に、海外での投資活動を加速する。

 米国法人をこのほど設立し、18年1月にサンフランシスコに事務所を開設。現地のベンチャー事情に精通したベンチャーキャピタリストを採用し、日本からの駐在員も含めて10人前後で立ち上げる。18年中に米国のベンチャー企業を投資対象としたファンドを数百億~数千万円規模で組成する。

 このほか、18年中にイスラエルと欧州にも事務所を開設する。イスラエルには既に5社の投資実績がある。欧州は、ロンドンか、ベルリンのいずれかに事務所を置くことを検討している。

 グローバル・ブレインは20年に運用総額1000億円を目標としているが、海外展開の加速により、2年前倒しし18年中にも達成できる見通しだ。

 百合本安彦社長は、東京都内でのイベントで「着実なビジネスを展開し、グローバルな存在感を高めたい」と抱負を述べた。