「ミニオン」も祝福 USJ、外国人の年間入場者数200万人を突破

USJ200万人目の入場者として祝福されるシンガポールからの観光客=19日午前、大阪市此花区(柿平博文撮影)
USJ200万人目の入場者として祝福されるシンガポールからの観光客=19日午前、大阪市此花区(柿平博文撮影)【拡大】

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)を運営するユー・エス・ジェイは19日、平成29年のUSJへの外国人の年間入場者数が13年の開園以来初めて200万人を超えたと発表した。外国人の数は、サンプル調査やチケットのオンライン販売から推計した。

 200万人目となったのはシンガポールから2家族で訪れたレイズ・オンさんら。人気キャラクター「ミニオン」らの祝福を受け、オンさんは「USJのために来日した。驚いており、とてもうれしい」と笑顔を見せた。

 USJでは26年7月に映画「ハリー・ポッター」のエリアが開業し、3年間で外国人客は倍増。中国、台湾、韓国などアジアからの客が中心で、今年4月オープンの新アトラクション「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」も人気を呼んでいる。

 同社セールス&アライアンス・マーケティング部の真田龍一シニア・マネジャーは「ブロガーにパークの体験記を書いてもらうことなどで、スマートフォンで情報を集める外国人の個人旅行客を取り込んだ」と話した。