中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)は19日、南太平洋のクック諸島やバヌアツなど4カ国の加盟を認め、承認された加盟国・地域が計84に拡大したと発表した。
そのほかに加わったのはベラルーシと南米エクアドル。各国の国内手続きなどを経て正式加盟となる。
AIIBは2015年12月に57カ国で発足。その後も参加希望国が相次ぎ、規模が拡大。ただ主要国の中では日米が依然加わっておらず両国の動向が焦点になっている。
AIIB幹部は「国際金融の世界で私たちの役割がさらに強化されることを期待している」と表明した。(共同)