ふるさと納税、ヤフーが大みそか対策 決済サーバー能力最大3倍に (1/2ページ)


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 ヤフーが、1年間で最もふるさと納税の寄付が集中する大みそかに備えて、決済用のサーバーの能力を前年比2~3倍に増強したことが18日、分かった。昨年の大みそかに、ふるさと納税サイト最大手「ふるさとチョイス」に寄付が殺到、ヤフーのクレジット決済のサーバーがダウンしたことを受けた対応。ふるさとチョイス側も、別の決済サービスを導入するなど「駆け込み納税」に備えている。

 ヤフーは、ふるさと納税などをクレジットカードで決済処理するサービス「ヤフー公金支払い」を、ふるさと納税サイトや自治体向けに提供している。

 毎年、年間のふるさと納税期限の大みそかには寄付が集中するが、昨年は大みそかの午後11時過ぎにふるさとチョイスに寄付が殺到、ヤフーのサーバーで受け付けができないなどの誤処理が約4000件発生した。

 今年はヤフー公金支払いを導入したサイトが3社から4社に増えたこともあり、ヤフーは、公金支払いより決済額が多いヤフーのネット通販サイトの決済の仕組みを導入したり、サーバーの能力や台数を増やすなどの対応で「前年比で2~3倍の決済に対応できるようにした」(ヤフー関係者)という。トラブル対応の態勢も2人から11人に拡充する。ふるさとチョイスもヤフー公金支払いに加えて、GMOペイメントゲートウェイのクレジットカード決済サービスを導入。現金自動預払機(ATM)やコンビニエンスストアでも寄付できるようにするなど、決済手段を拡充することで処理の分散を図っている。

今年は大みそかの駆け込み寄付の伸びが予測しづらい