ふるさと納税、大みそかに備え ヤフー、決済能力2~3倍に増強  (2/2ページ)

 ふるさとチョイスもヤフー公金支払いに加えて、GMOペイメントゲートウェイのクレジットカード決済サービスを導入。現金自動預払機(ATM)やコンビニエンスストアでも寄付できるようにするなど、決済手段を拡充することで処理の分散を図っている。

 ソフトバンク系のふるさと納税サイト大手のさとふるも、大みそかに向けてサイトを管理するサーバーを増強したり、負荷テストを1年間通して実施したりするなどの対応を取っている。

 一方で、今年は、総務省の通知を受けて、自治体が返礼品の寄付額に対する割合を見直す前の5月ごろに、寄付が多くなったため、「大みそかの駆け込み寄付がどこまで伸びるか、予測しづらい」(関係者)との見方も出ている。