関電の原発、三菱マテの不正部品の可能性

大飯原発3号機(右)と4号機=福井県おおい町
大飯原発3号機(右)と4号機=福井県おおい町【拡大】

 三菱マテリアル子会社の製品の検査データ改竄(かいざん)問題で、関西電力は稼働中の高浜原発3、4号機と来年再稼働予定の大飯原発3、4号機の原子炉冷却用ポンプなどで、不正部品が使われている可能性があることを原子力規制委員会に報告した。関電によると、部品はシール材と呼ばれるゴム製品で、不正部品かどうか特定できないものの、「動作試験や点検で健全性を確認しており、安全性に影響は与えない」としている。

 規制委の更田(ふけた)豊志委員長は20日の定例会見で「通常時に不具合がなくても、事故対処など厳しい環境で使われるものもあり、交換の前倒しなどを求める可能性はある」と表明。関電などからより詳しい報告を求め、27日の定例会合で対応を検討する。