トヨタ、グループ会社統合…リース、部品事業を効率化 カーシェア事業開始へ

トヨタ自動車の豊田章男社長(桐山弘太撮影)
トヨタ自動車の豊田章男社長(桐山弘太撮影)【拡大】

 トヨタ自動車は21日、自動車リースなどを手掛けるグループ会社のトヨタフリートリース(東京)とトヨタレンタリース東京(同)を来年4月に統合して、新会社トヨタモビリティサービス(同)を設立すると発表した。事業を効率化し、カーシェアリングなど新事業も始める。

 トヨタ車をベースに部品や改造車などを展開するトヨタテクノクラフト(東京)とジェータックス(名古屋市)、トヨタモデリスタインターナショナル(東京)も来年4月に統合する。本社は横浜市に置き、社名は来年1月ごろ決める。

 人材を集約して開発やコストの競争力を高める。海外では内外装や足回りをスポーティーにするなど個性のある改造車の需要があり、輸出にも積極的に取り組む。