関電 大飯原発1、2号機廃炉決定 「残る原発の再稼働に全力」

 関西電力は22日の臨時取締役会で、大飯原発1、2号機(福井県おおい町)の廃炉を正式に決めた。大阪市で記者会見した岩根茂樹社長は「残る原発の再稼働を進め、将来的に自社の発電比率の4割を目指す」と述べ、引き続き原発を重要な電源として活用するため、全力で再稼働に取り組む方針を示した。

 岩根社長は廃炉理由を「作業上の安全面を考えると、求めるレベルを確保するのが難しい。廃炉は非常に残念だ」と説明した。

 美浜原発1、2号機(福井県美浜町)を含めた4基を廃炉にする一方、大飯3、4号機など残る7基を活用する。4割に到達するのは7基が全て稼働する2020~21年ごろを想定しているという。