三井物産、メキシコでメガソーラーに参画 総事業費100億円、中国企業とタッグ

 三井物産が、メキシコで大規模太陽光発電所(メガソーラー)の運営事業に参入することが23日、分かった。近く、メキシコ政府の関係機関と15年の長期売電契約を結ぶ。

 メガソーラーは、中部サカテカス州に建設。発電容量は約10万キロワットで、2020年に稼働する計画。総事業費は約100億円とみられる。三井物産は中国の太陽光パネル大手トリナソーラー(天合光能)と組み、コスト競争力も強化した。

 今後、海外電力事業では石炭火力を減らす一方で、ガス火力に加え、太陽光や水力、風力といった再生可能エネルギーの比率を高める。

 三井物産は、メキシコではガス火力や風力などを手掛け、発電量は131万キロワット。今後は、太陽光なども増やしていく方針だ。

 メキシコには北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の難航といった不透明要因もあるが、電力需要は年率2%の経済成長を上回る規模で拡大。現在はガス火力などが電源の約7割を占めており、メキシコ政府は35年に現在は約28%にとどまる再生可能エネルギーの割合を40%超に引き上げる計画だ。

 メキシコでの太陽光発電に関しては、双日も今年8月に出資したオランダの開発事業者を通じて2つのメガソーラーの建設運営に参画している。