メディネット、米ヒストとライセンス契約 自己培養軟骨21年にも販売

 バイオベンチャーのメディネットは、米再生医療技術開発のヒストジェニックス(マサチューセッツ州)との間で、ヒストの自己培養軟骨「ネオカート」の日本国内での開発・販売を目的としたライセンス契約を締結した。

 ネオカートは、患者本人の軟骨細胞を使用して膝の軟骨欠損を治療するための自家細胞療法技術。ヒストから提供される臨床データをもとに、2018年後半から膝関節軟骨損傷を対象とする第3相臨床試験を実施。21年の再生医療等製品としての販売承認取得を目指す。

 米ヒストは、今年5月までに、ネオカートに関する日本国内での製造販売承認のための治験計画について、日本医薬品医療機器総合機構(PMDA)との事前の治験相談を終えている。

 日本での膝関節軟骨損傷患者は少なくとも年間1万人と推定され、放置すれば変形性膝関節症や、場合によっては膝関節の全置換手術が必要となる。ネオカートを使えば、患者の身体的な負担が小さい状態で治療ができるという。