「つみたてNISA」来月スタート “手数料”安く、金融機関は「もうからない」が… 若者狙い、先行投資 (1/3ページ)

証券会社は「つみたてNISA」を足がかりに、長期的な視点で顧客開拓につなげたい考えだ=東京都千代田区の大和証券本店(森田晶宏撮影)
証券会社は「つみたてNISA」を足がかりに、長期的な視点で顧客開拓につなげたい考えだ=東京都千代田区の大和証券本店(森田晶宏撮影)【拡大】

 積み立て型の少額投資非課税制度「つみたてNISA」が来年1月にスタートする。対象となる投資信託は金融機関にとって、運用管理の報酬が低く、販売時の手数料が原則ゼロ円のものに限られるなど、「もうからない」とされる。それでも証券会社の間には、今から若者らに投資になじんでもらうことで次世代の顧客開拓につなげる狙いがあり、長い目で見た“設備投資”と位置づけている。

 平成26年に始まった現行NISAは毎年の投資額の上限が120万円で、投資で得られた売却益や配当金が最長5年間非課税。これに対し、つみたてNISAは毎年の投資額の上限は40万円だが、非課税期間は最長20年間と4倍の長さだ。少額ずつの積み立て投資による資産形成を促す。