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2017.12.29 20:48
28日、会見する三菱マテリアルの竹内章社長=東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)【拡大】
三菱マテリアルの竹内章社長は規範意識の欠如について「不正をした人のコンプライアンス(法令順守)意識の低さ」と、あくまでも子会社の、それも現場の問題と抗弁した。ただ、悪質な不正を長期間見過ごし、認識しても即座に製品を出荷停止にできなかった人物を、子会社の社長に指名していた親会社の監督責任は十分重い。
経営統合を繰り返してグループの規模を大きくし、業界の大手へと上り詰めた三菱マテリアル。しかし、それに伴う企業統治の機能を強化できていなかったことへの猛省が今、求められている。(平尾孝)
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