バイクにもEVシフトの波 ホンダ、ヤマハが世界攻略モデル 垣根越えて連携も (2/2ページ)

さいたま市による電動スクーターの貸し出し=同市見沼区役所
さいたま市による電動スクーターの貸し出し=同市見沼区役所【拡大】

 ホンダは今年、独自開発の高出力モーターを積んだ電動バイク「PCXエレクトリック」を日本、アジアで販売する計画だ。排気量相当クラスは125ccか150ccになるか未定で、各国の法規制やニーズを探りながら決定する。ホンダは過去に電動バイクをリース販売していたが13年に終了。今年、EVシフトの流れを踏まえ改めて市場開拓に挑む。

 一方、消費者への訴求とニーズの取り込みを目指し、メーカーの枠を超えた連携も始まっている。ホンダとヤマハ発は昨年9月から、さいたま市と連携しイービーノを市民に貸し出し使い勝手などを検証する実証試験を開始。利用者から集めた意見を車両やサービスの開発に生かす計画で、市は「公共交通を補完する低炭素な乗り物」として注目する。

 ヤマハ発は「充電インフラの整備や部品の共有化などでも協調できる」としており、今後はスズキや川崎重工業も含めた国内二輪4社による環境整備の取り組みも見込まれる。