JR東海社長、新幹線亀裂で「緊張感持ち対策を」 リニア談合は「開業へ工事を最優先」

山梨リニア実験線のリニア(鴨川一也撮影)
山梨リニア実験線のリニア(鴨川一也撮影)【拡大】

  • インタビューに答えるJR東海の柘植康英社長

 JR東海の柘植康英社長(64)は2日までに共同通信などのインタビューに応じ、新幹線のぞみの台車に亀裂が見つかった問題で「安全性に対する懸念があるのは事実。緊張感を持って対策を考えなくてはいけない」と述べた。超音波を使ったり、内部にファイバースコープを入れたりして、台車を詳しく調べる方法を検討する。

 2027年に東京・品川-名古屋間で開業予定のリニア中央新幹線工事を巡る談合事件は「(東京地検などの)捜査の進展を見守りたい」と述べるにとどめ「27年開業に向けた工事を最優先に進めたい」と繰り返した。

 リニアは名古屋駅から近隣へのアクセス時間の短縮が課題とし「鉄道だけでなく、高速道路にどうつなげるかだ」と、名古屋市や国との協力が必要と指摘した。