沖縄・箱根でホテル建設続々 訪日客急増、外資系も潜在能力に着目 (2/2ページ)

2018年8月開業予定の「ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄」のイメージ
2018年8月開業予定の「ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄」のイメージ【拡大】

 温泉地や避暑地など日本の伝統的な観光名所にも開発のメスが入る。

 藤田観光は18年1月10日に約60年の歴史を持つ箱根ホテル小涌園(神奈川県箱根町)を閉館するが、訪日客向けの体験プログラムなどを重視した「箱根小涌園 天悠」を17年4月にオープン済みだ。インターコンチネンタルホテルズグループも全室温泉付きの「ホテルインディゴ箱根・強羅」(同)を19年に開業する。

 プリンスホテルは19年度から順次、軽井沢(長野県軽井沢町)や日光(栃木県日光市)、伊豆(静岡県伊豆市)などで会員制ホテルを開業、約20施設の展開を目指す。ゴルフ場やスキー場との連携で、別荘とホテルのいいとこ取りを目指すという。

 三井住友トラスト基礎研究所の北村邦夫部長は「観光客の多様な滞在スタイルを受け入れるべく、施設も多様さが求められている。再開発でニーズを満たせれば、自然や温泉といった日本の観光資源が生きる」と指摘している。