【新春主要企業アンケート】平成30年景気、86%が「拡大」 先行きは海外リスクを懸念 (2/2ページ)


【拡大】

  • 通勤する人々=東京駅丸の内北口(鈴木健児撮影)

 先行きについては、「企業業績の改善で設備投資の増加が見込め、国内景気は回復する」(保険、素材、運輸、建設)、「公共投資の効果が出て、景気拡大を下支えする」(電機)といった声が上がっている。

 「景気拡大の実感があるか」との問いには、「実感はある」が2%、「多少の実感はある」が40%と半数近くに上った。その一方で、「あまり実感はない」が28%、「実感がない」は2%で、「どちらでもない」も28%だった。「個人消費が低迷している。(消費者の)低価格帯から高価格帯へのシフトはない」(流通)と危惧する声もあった。

 先行きへの不安材料には「北朝鮮、中東などの地政学リスク」(商社)や「米国経済の景気腰折れ懸念」(保険)、「中国経済の減速」(自動車)といった海外の動向を挙げる声が多かった。