【2018 成長への展望】三菱ケミカルHD社長・越智仁さん(65) (2/2ページ)


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 --3社の社風の違いは解消しつつあるのか

 「あまり違和感はない。当初はお互いが遠慮する部分があったが、収益がきちんと出ていることもあり、自然とまとまった感じだ。その意味ではラッキーだった」

 --2020年まで5カ年の中期経営計画は、目標達成が見えてきた

 「表向きの目標は変えていないが、連結営業利益は3800億円から4300億円に実質上積みした。設備投資額は1兆1700億円と2000億円増額し、研究開発費用も250億円追加した。一方、売り上げ規模で3000億円分の不採算事業について、撤退や売却を含めなんらかの対策を講じる」

 --今年の抱負は

 「中期計画1年目の16年は、成長と変革への第1歩と位置づけた。2年目の17年はその推進をうたった。3年目の今年はさらなる変革の実行と成長の獲得がテーマで、目標達成に向け重要な年となる」

【プロフィル】越智仁

 おち・ひとし 京大大学院化学工学研究科修了。1977年三菱化成工業(現三菱ケミカル)。2007年三菱化学(現三菱ケミカル)執行役員経営企画室長、12年三菱レイヨン社長などを経て、15年4月から現職。愛媛県出身。