【2018 成長への展望】セブン-イレブン・ジャパン社長 古屋一樹さん (1/2ページ)


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 □古屋一樹さん(67)

 ■新規出店と並行して既存店も活性化

 --国内のコンビニエンスストアは既存店客数の減少が続いているが、市場は飽和したのか

 「決して飽和状態ではない。高齢者や単身世帯、働く女性が増えている。こうした変化に対応した品質の高い商品を提供できれば、近くて1カ所で何でも買えるコンビニの潜在需要は大きい。確かにドラッグストアやスーパーなどと境界のない争いになっている。その地域でナンバーワンの店にならなくては売り上げは上がっていかない」

 --コンビニでの買い方に変化は

 「トイレットペーパーや歯磨きなど品質の高い日用品も、近くのコンビニで買いたいというニーズは増えている。これまでは置いていなかった12ロールのトイレットペーパーを店頭に置くようにしたところ、よく売れている。トイレットペーパーは大手メーカーのナショナルブランドを扱っているが、品質や安定供給に向けた生産態勢が整えば、プライベートブランド(自主企画品)も検討したい」

 --インターネット通販も台頭している

 「EC(電子商取引)が普及し、顧客の購買行動が変わってきているのは事実で、変化に対応していきたい。コンビニの優位性としては(1)店で商品が受け取れる(2)その場で決済ができる(3)返品ができる-の3点がある。セブン-イレブンでは、店舗にはないワインや書籍などをタブレット端末を使って注文し、店で受け取れるサービスを導入している」

2018年2月期には国内で2万店舗に