ランボルギーニ、評価は約9500億円 今年はSUV投入、フェラーリに並ぶ企業価値に (1/5ページ)

 イタリアの自動車メーカー、ランボルギーニは2018年にスポーツ用多目的車(SUV)の「ウルス」、完全電動スポーツカー(EVスーパーカー)の「テルツォ・ミッレニオ」投入を計画している。企業価値(EV)がEBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前・無形固定資産の減価償却前利益)の何倍に当たるかで評価すると、高級車ブランドと位置付けられる伊フェラーリと同様に、70億ユーロ(約9500億円)と算出されるだろう。

 これは、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)の組織再編が実行された場合の価値を示しており、VW傘下のアウディの企業価値は140億ユーロと評価されている。

 オプション付加自在

 【「ウルス」投入で、SUV市場ではランボルギーニがフェラーリに先行】

 ランボルギーニは昨年12月4日、18年発売予定の新型SUV、ウルスを発表した。この発表で、今後数年間のうちにユーティリティー・ビークル(多目的車)を発表予定の競合企業、フェラーリと英アストン・マーティンのハードルが高まった。

 ウルスの価格はブルームバーグ・インテリジェンス(BI)の予想していた13万5000ポンド(約2060万円)を下回る。ただ、親会社であるVWの膨大な研究開発や部品のリソースを利用すれば、いかようにもオプションを付加できるだろう。これらのオプションを勘案すれば、平均販売価格はベース価格より少なくとも30%高まり、20万ユーロ程度となる可能性が高い。

ベントレーの高級SUV成功に追随