WH、投資会社傘下で再建へ 顧客基盤に評価、世界の原発を主導 (1/2ページ)

 カナダのオルタナティブ資産運用会社ブルックフィールド・アセット・マネジメントのプライベートエクイティ(PE、未公開株)部門、ブルックフィールド・ビジネス・パートナーズは4日、東芝の原子力事業子会社だった米ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)を46億ドル(約5187億円)で買収すると発表した。買収額には年金や環境関連債務なども含まれる。

 残存する米事業および破綻していない欧州事業などが買収対象。ブルックフィールドが原子力産業に参入するのは初めて。買収は2018年7~9月期に完了する見通しで、同社が約50%の持ち分を確保する方針だ。

 WHのホセ・エメテリオ・グティエレス最高経営責任者(CEO)は「ブルックフィールドによる当社買収は、世界的原発事業のリーダーとしての地位を再確認するものだ。今回の買収により当社はより堅固かつ合理的な企業に生まれ変わる」と語った。また、ブルックフィールドのサイラス・マドンCEOは「WHは業界のリーダーとしての地位を確立しており、長期的な顧客基盤を持つ」とコメントした。

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