三菱自「ライブコマース」で新車紹介 夜間に動画配信 新たな顧客呼び込み

三菱自動車は「ナイトショールーム」と称して、新型車をインターネット動画のライブ配信で紹介する。開始イベントには、元フィギュアスケート選手の高橋大輔さん(手前)が登場した=9日、東京都港区
三菱自動車は「ナイトショールーム」と称して、新型車をインターネット動画のライブ配信で紹介する。開始イベントには、元フィギュアスケート選手の高橋大輔さん(手前)が登場した=9日、東京都港区【拡大】

 ■夜間にネット動画配信 新たな顧客呼び込み

 三菱自動車は9日、インターネット動画のライブ配信で夜に新型車を紹介する取り組み「ナイトショールーム」を始めた。通販事業者などが動画で商品を説明しながら販売する「ライブコマース」の手法を採用。新型車に関心があっても、仕事の都合などで営業時間内に販売店を訪れることができない顧客らと新しい接点をつくる新たな試みだ。

 対象としたのは、3月に発売予定のスポーツ用多目的車(SUV)「エクリプスクロス」。同社にとって約4年ぶりに投入する新型車とあって、周知にも力が入っている。

 ナイトショールームは2月4日までの期間中、午後8~11時に開催。東京都港区の三菱自の本社ショールームからライブ配信する。司会者の視点から映すカメラで実車を紹介したり、ゲストの開発者やモータージャーナリストの話を聞いて理解を深めたりしてもらう。視聴者の質問をリアルタイムで受け付け、番組の中で答えるという双方向性も特徴だ。

 三菱自の服部俊彦専務執行役員は「数年前までは4~5社の販売店を訪問して購入を決める方が多かったが、ウェブでじっくりと車種を比較するのが主流になってきた」と、顧客の新車購入までの行動が変わってきていることを強調した。