世界最大の家電見本市「CES」に参加しているソニーの平井一夫社長は9日、記者団の取材に対し、人工知能(AI)を搭載した家庭向け犬型ロボット「aibo(アイボ)」について「日本のみならず、海外でも展開したい」と述べ、国外での販売に意欲を示した。
具体的な販売地域は米国や中国などを中心に今後検討する。アイボは旧タイプより丸みを帯びたデザインで、AIやセンサーで人の顔を認識し、ペットのような動きや振る舞いを再現するロボット。日本では11日に発売する。
平井社長はCESへの出展などを通じて「米国や中国でもかわいいと思ってもらえるのか、反応を見たい」と語った。(共同)