ソニー平井社長、アイボの海外展開に意欲

aiboを紹介するソニーの平井一夫社長=1日、東京都港区(宮川浩和撮影)
aiboを紹介するソニーの平井一夫社長=1日、東京都港区(宮川浩和撮影)【拡大】

  • 新商品のaibo=1日午後、東京都港区(宮川浩和撮影)

 世界最大の家電見本市「CES」に参加しているソニーの平井一夫社長は9日、記者団の取材に対し、人工知能(AI)を搭載した家庭向け犬型ロボット「aibo(アイボ)」について「日本のみならず、海外でも展開したい」と述べ、国外での販売に意欲を示した。

 具体的な販売地域は米国や中国などを中心に今後検討する。アイボは旧タイプより丸みを帯びたデザインで、AIやセンサーで人の顔を認識し、ペットのような動きや振る舞いを再現するロボット。日本では11日に発売する。

 平井社長はCESへの出展などを通じて「米国や中国でもかわいいと思ってもらえるのか、反応を見たい」と語った。(共同)