【2018 成長への展望】東京ガス社長・広瀬道明さん(67) (1/2ページ)


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 ■首都圏を大事にしつつ事業基盤拡大

 --家庭向け電力小売りは、2020年度に220万件の契約を獲得する目標だ

 「(16年4月の)電力小売り全面自由化でガスとの最適な組み合わせを提供でき、申込件数は100万件を突破した。新規事業者なので当初は電力を多く消費する世帯を中心に営業してきたが、対象を広げるため昨年12月に新たな料金メニューを発表した。また、220万件を実現する戦略として、撤退する新規事業者などから顧客を引き継ぐなどM&A(企業の合併・買収)もあり得る」

 --静岡・新潟両県より西側の電源周波数60ヘルツの地域への進出に意欲を示している

 「他の事業者は電力・ガスの小売り全面自由化を機に地域を超えた挑戦をしているので、首都圏に縮こまるつもりはない。事業基盤の首都圏を大事にしてガスと電力の一括契約をさらに伸ばし、首都圏以外も検討する」

 「市場の大きい関西は電力会社とガス会社の競争が激しいが、次に大きい規模の中部圏は東京ガスの役割がある。(中部圏の)東邦ガスは自前電源の確保が遅れたので、共同で電力購入や発電設備の建設を協議したい」

「関東は卸販売などを含め複雑で激しい競争になっている」