NEC、宇宙利用サービス事業参入 衛星打ち上げ オペレーションセンター初公開

NECが公開した衛星オペレーションセンター。上空の衛星を遠隔操作する=10日、東京都内
NECが公開した衛星オペレーションセンター。上空の衛星を遠隔操作する=10日、東京都内【拡大】

 NECは10日、宇宙利用サービス事業に参入すると発表した。近く打ち上げる高性能小型レーダー衛星で地表を撮影し、防災用途などとして画像を自治体などへ販売する。今後3年間で累計売上高50億円を目指す。

 NECは今月17日、経済産業省の補助事業として開発した同衛星「ASNARO(アスナロ)-2」を鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げる。アスナロは雲がかかるなどの悪条件でもレーダーで地表を鮮明にとらえ、長さ1メートル程度のものであれば識別できるという。

 10日に報道陣に初公開した東京都内の「衛星オペレーションセンター」から衛星を遠隔操作する。「GroundNEXTAR(グランドネクスター)」と呼ぶ運用システムを使い、アスナロに撮影を指示したり軌道を修正したりする。