高級で刺激的なデザイン 積水ハウスと米マリオット、「Wホテル」を日本初開業

積水ハウスとマリオット・インターナショナルが手がける「W(ダブリュー)OSAKA」の完成予想図(積水ハウス提供)
積水ハウスとマリオット・インターナショナルが手がける「W(ダブリュー)OSAKA」の完成予想図(積水ハウス提供)【拡大】

 住宅大手の積水ハウスと米ホテル運営大手のマリオット・インターナショナルは10日、大阪市中央区の御堂筋沿いに、マリオットが展開するデザイン重視の高級ホテルブランド「W(ダブリュー) OSAKA」を2021年2月に開業すると発表した。日本におけるWホテルの開業は初めて。訪日外国人客の増加などに伴い、多様化するホテル需要を取り込む。

 Wホテルは米ニューヨーク発祥のブランドで、高級でありながらクラブをイメージさせる刺激的でエンターテインメント性のあるデザインが特徴。大阪市では地下鉄の本町と心斎橋のほぼ中間に建設。客室数は337でレストランやプールなどを併設する。積水ハウスがホテルを建設、マリオットが運営する。

 積水ハウスの和田勇会長兼最高経営責任者(CEO)は「訪日客が増えて観光が経済の柱になる中、良質なホテルを作ることで訪日リピーターの獲得に貢献したい」と述べた。

 訪日客数は17年に約2800万人まで増加したとみられており、今後は都市部や地方でも宿泊施設の不足が見込まれる。このため積水ハウスなどのハウスメーカーやデベロッパーなどがホテルを建設、外資系ホテル事業者が運営に関わるケースが増えている。

 東急不動産などと米ホテル運営ヒルトンも同日、長野県軽井沢町の「旧軽井沢ホテル」を改修、ヒルトンが展開する「Curio Collection by Hilton(キュリオ・コレクション・バイ・ヒルトン)」として今春開業すると発表した。同ブランドも日本初上陸となる。

 東急の担当者は「再開発にたけた国内デベロッパーと接遇ノウハウを持つ外資系ホテルが組むことで、ニーズを満たすホテルを供給できる」と、二人三脚のメリットを強調している。