ヤマト12月宅配便取扱個数6%減

 宅配便最大手のヤマト運輸は11日までに、昨年12月の宅配便取扱個数が前年同月比6.0%減の約2億2010万個だったと発表した。前年実績を下回るのは3カ月連続。昨年12月はお歳暮などがある繁忙月だが、数量抑制の効果が続いた。減少率は昨年11月(5.4%減)よりもわずかに拡大した。ヤマトはドライバーの労働環境を改善するため法人顧客との値上げ交渉や数量抑制の要請を進めて、荷物量を抑えている。