大手流通3社・17年3~11月期 セブンとイオンが営業増益

 大手流通3社の2017年3~11月期の連結決算が11日出そろった。傘下のコンビニエンスストアの統合費用がかさんだユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)を除く2社が、本業のもうけを示す営業利益が増益だった。

 11日に決算を発表したセブン&アイHDは、主力のコンビニが好調だったことなどから、営業利益が同期として過去最高だった。

 イオンは、主力の総合スーパーで値下げによる集客や経費削減が奏功し、採算が改善された。しかし、不採算店舗の資産価値が目減りして減損損失を計上したため、最終損益は赤字を余儀なくされた。

 ユニー・ファミリーマートHDは「サークルK」や「サンクス」を、「ファミリーマート」に転換する費用がかさみ営業減益。ただ遊休資産の売却益や、繰り延べ税金資産の計上で、最終利益は増益を確保した。

 ■大手流通3社の2017年3~11月期連結決算

 (売上高/営業利益/最終損益)

 ・イオン

  6兆2065(1.7)/1027(20.4)/▲44(-)

 ・セブン&アイHD

  4兆4797(4.4)/2957(8.0)/1492(97.6)

 ・ユニー・ファミリーマートHD

  9508(0.1)/468(▲8.9)/484(74.6)

 ※単位:億円。HDはホールディングス。カッコ内は前年同期比増減率%、▲はマイナスまたは赤字、-は比較できず。ユニー・ファミリーマートHDは旧ファミリーマートと旧ユニーグループHDの単純合算との比較。ユニー・ファミリーマートHDは国際会計基準