今治造船が大分の中堅買収

 造船大手の今治造船は中堅の南日本造船(大分県臼杵市)を買収する。南日本造船の主要株主である三井造船と商船三井が12日発表した。両社の持つ南日本造船の株式を今治造船が取得し、4月1日付で事業を引き継ぐ計画で、正式契約に向け協議を進める。買収金額は明らかにしていない。

 再編による競争力の強化が狙い。日本の造船業界は世界的な船舶の供給過剰で受注が低迷し苦戦しており、中国や韓国など海外勢にも押されている。今後も合従連衡が加速する可能性がある。南日本造船は自動車運搬船やタンカーを手掛け、臼杵市や大分市に工場を有している。三井造船が発行済み株式の25%、商船三井が24%を持っている。