豊田通商が豪資源会社出資 リチウム開発、260億円

 トヨタ自動車グループの豊田通商は16日、オーストラリアのリチウム資源開発会社オロコブレに約260億円を出資すると発表した。第三者割当増資などを通じて2月末までに株式の15%を取得する。電気自動車(EV)に使うリチウムイオン電池の需要が増加するとみられており、リチウムの安定調達につなげる。

 豊田通商とオロコブレは2012年にアルゼンチンに合弁会社を設立し、共同でリチウム開発を進めてきた。オロコブレ本体に出資して開発を加速させる。

 合弁会社はアルゼンチンのオラロス塩湖で年間1万7500トンのリチウムを生産。豊田通商が今回出資した資金を活用し、19年後半以降に生産能力を4万2500トンに引き上げることを目指す。