フェラーリ、高級EVでテスラに挑む 電気スーパーカーと最速SUVを計画

フェラーリの象徴“跳ね馬”のエンブレム(Getty Images)
フェラーリの象徴“跳ね馬”のエンブレム(Getty Images)【拡大】

 イタリアのスポーツカーメーカー、フェラーリのマルキオンネ最高経営責任者(CEO)は16日、米デトロイト(ミシガン州)で開催中の北米国際自動車ショーで記者団に対し、バッテリー駆動のスーパーカーを製造し、高級電気自動車(EV)の分野で米テスラに挑む計画を明らかにした。

 フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)からスピンオフされたフェラーリは、イタリアのデザインと超高速ロードスターを特徴とする他社を寄せ付けないブランド力を損なうことなく、ラインアップを拡充し、販売台数を伸ばしてきた。両社を率いるマルキオンネ氏は、フェラーリが同社初のスポーツ用多目的車(SUV)を2019年の遅い時期か20年に投入する計画も明らかにした。「市場で最速」のSUVとなるという。

 マルキオンネ氏は「電気スーパーカーが製造されるとすれば、フェラーリが一番乗りになる。人々はテスラがスーパーカーで成し遂げたことに驚いている。私はイーロン氏がやったことを軽んじるつもりはないが、それは私たち皆ができることだと考える」と語った。

 フェラーリがバッテリー駆動のスーパーカーを投入すれば、イーロン・マスク氏率いるテスラから販売と注目を奪う機会となり得る。テスラは「ロードスター」「モデルS」によってライバル各社よりも先に高級EV市場の定義を確立させた。(ブルームバーグ Tommaso Ebhardt)