ルノーのゴーンCEO、退任を示唆 「3社連合は持続不可能」

 仏ルノーのゴーン最高経営責任者(CEO)は17日、フランス議会の公聴会で、退任する可能性を示唆した。また、ゴーン氏は「ルノーと日産自動車、三菱自動車の3社連合の強化に努めてきたが、現在の体制は一時的だ」と述べた。

 同日、ゴーン氏は3社連合の体制について「持続可能なものだとは思わない。ガバナンス面ではルノー、日産、三菱自がそれぞれ責任を負う方向に向かっていくだろう」との見解を示した。

 ゴーン氏は昨年、日産CEOの座を降り、ルノーCEOからも退任すれば2001年以降で初めて2社のいずれのCEOでもなくなる。同氏は「3社連合での自らの将来的な役割は取締役会次第だ」とし、「22年までの自らのビジョンが他の取締役と一致するかだ」と語った。

 「このロードマップに私が貢献できるとの見方で一致すれば、続ける」としつつ、「ロードマップで合意できなければ停止することになる」と発言。複数の役職を兼任するのは厳しい挑戦だと続けた。(ブルームバーグ Ania Nussbaum)