タクシー各社、顧客の囲い込み急げ ライドシェア解禁に備え配車アプリ充実 (2/2ページ)

 帝都自動車交通(東京)は、昨年秋から米国の配車アプリと連携。海外出張時の利用を見込み、ニューヨークなど米5都市でも配車を依頼できるようにした。第一交通産業は配車サービス世界最大手の中国・滴滴出行と提携し、今春にも訪日中国人向けのアプリを投入する。

 国内では安全性の確保に課題があるとして、自家用車で客を運ぶライドシェアは原則禁止。ただ政府の規制改革推進会議でも取り上げられ、議論は本格化しており、タクシー業界には強い危機感がある。ドライバーの人手不足による廃業が地方で相次ぐほか、2020年の東京五輪に向け業界の改革が必要との指摘も少なくない。