「ウイイレ」盛り上げた世界の“一流選手”たち e-Sprotsにスポーツ産業も関心 (4/4ページ)

大きなスクリーンに投影された対戦を見て観客は展開に一喜一憂する
大きなスクリーンに投影された対戦を見て観客は展開に一喜一憂する【拡大】

  • フランスで開催された大会に出場した時の映像を紹介するマイキー選手
  • アジアラウンド決勝を戦うTioMiit_PW選手(手前)とjosesg93選手

 ◆リアルのスポーツ産業も関心

 EAという一企業が発売しているサッカーゲームの大会を、ワールドカップと同じFIFAが主催して開いていることからも分かるように、リアルのスポーツ産業がe-Sportsへの関心を強めてきている。田中将大選手が所属するMLBの名門ニューヨーク・ヤンキースがe-Sportsの参入を表明し、ブラジル代表のネイマール選手が所属するサッカーのパリ・サンジェルマンも、e-Sportsのチームを持って「League of Legends」や「FIFA」などの大会に参戦し始めている。日本でもJ2に所属する東京ヴェルディがe-Sportsのチームを作ったことが話題になった。

 これは、ゲームの対戦をスタジアムのような会場やネット、テレビの中継で見て楽しむファンが増え、リアルスポーツと同じ産業として成り立つと思われ始めていることが背景にある。「リアルなスポーツは長いけれど、サッカーゲームは10分とかで終わるから見やすいという人はいる。サッカーは見ないけれどゲームの配信を見るのが好きという人もいるようだ」とマイキー選手。自身も、先だってフランスで行われた大会に出場して、観客が見守る中をステージ上で対戦する経験をして来た。映像には、サポートを受けているスポーツブランドで固めた選手たちの姿があった。

 「リアルスポーツチームが(e-Sportsの)チームを持つことがありそう」とマイキー選手。FIFAやウイイレのようなスポーツゲームは、リアルスポーツとの連携も強く出せるため、レアル・マドリードやバルセロナといった世界的に知られているビッグクラブが参入してくる可能性もあると見る。「お金なり名声なり地位がある機関がe-Sportsを始めてくれることで、一般の人の見方が変わってくるのは間違いない」。しょせんはゲームの大会と言っていた時代はすでに過去のものとなっているようだ。